作り方 |
1. |
新玉ねぎ2コは8等分のくし形んじ切り、にんじん1/2本は皮をむいて
1cm角の4cm長さの棒状に切る。
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2. |
じゃがいも1コもにんじんと同様に切り、それぞれを熱湯でゆでる。
さやいんげん8〜10本は本ゆでし、半分に切る。
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3. |
鶏胸肉200gは食べやすい大きさにそぎ切り、軽く塩こしょうで下味をつけ、
最後に小麦粉をまぶす。
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※ |
ここまでが下ごしらえである。
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4. |
鍋にバター20gを入れて中火にかけて溶かし、先の鶏肉を炒め、つづいて玉ねぎ、
にんじん、じゃがいもを加えて炒め合わせ、その中に白ワイン大さじ3をふり入れ、
全体にからませるようにして炒める。
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5. |
この中にチキンスープの素1コと水カップ1と1/2を加えてひと煮立ちしたら、
弱火にして4〜5分煮込む。
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6. |
全体に軽いとろみがついたら生クリームカップ1/4を加え、塩、こしょうで味を
ととのえ最後にさやいんげんを散らし入れて仕上げ、器に盛って熱いところをいただく。
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素材について「新玉ねぎ」 |
☆ |
「新玉ねぎ」
新しいものの多い春野菜の中でも、新玉ねぎは季節の到来を感じさせてくれる野菜である。
普通の玉ねぎ(黄玉ねぎとも呼ぶ)をさらし玉ねぎにすると辛味が強く感じてどうもという
人でも、新玉ねぎなら水分が多くて辛みが弱く、薄く切っても目にほとんどしまないで大丈夫。
玉ねぎの旬にも、新玉ねぎが春の終わりから初夏にかけて。普通の玉ねぎが夏から秋にかけて。
特に普通の玉ねぎの収穫は10月がピーク。このように玉ねぎには、新玉ねぎの旬と
普通玉ねぎの旬と2回の旬がある。
新玉ねぎはサラダなどで生で食べるのに向いている。薄皮をむくと真白い肌のみずみずしさと
柔らかさが特徴。形は全体に偏平型で、表面の皮は乾いているもの、普通の玉ねぎは茶色の
表面の皮が乾いていて肉質がしっかりしているものを選ぶとよい。
新玉ねぎの保存はきかないが、みずみずしさと柔らかさが特徴。風味がうすれやすいもで
使う分だけ買うほうがよい。2〜3日ならポリ袋に入れて冷蔵。
料理はシンプルに薄切りにしてみそ汁に入れたり、オニオンスライスに。その他、炒めもの、
煮もの、揚げものなど。新玉ねぎは火の通りが早いので手早く調理するのがコツ。
栄養面では糖質が多いが玉ねぎに含まれる刺激成分の硫化アリルが肉のくさみを消し、
ビタミンB1の体内での吸収を高め、利尿、発汗の作用を促す効果があるといわれる。
特にビタミンB1をたくさん含んでいる豚肉などの肉料理には玉ねぎがよく合う。
肉じゃがに入れる玉ねぎは最も特徴を生かした料理で、成人病予防にも役立つ上、
疲労回復にもよい。
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