作り方 |
1. |
はじめに油揚げ1枚は縦半分に割ってから5mm幅に切る。こんにゃく1/4丁は6〜7mm角に切り、
ごぼう1/4本はささがきにして、水にさらす。
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2. |
にんじん50gが5〜6mm角に切って、熱湯の中でサッとゆでておく。生しいたけ2枚は軸を取って
6〜7mm幅に切り、青ねぎ1束は、1cm幅に切る。ここまでが下ごしらえである。
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3. |
次に浅鍋におから180gと出し汁カップ1を入れて火にかけ、木杓子でかき混ぜながらひと煮立ち
させ、この中に油揚げ、こんにゃく、ごぼう、にんじん、生しいたけを加え、さらに砂糖大さじ2、
みりん大さじ3、淡口醤油大さじ2+1/3、塩小さじ1/4を加えて味つけし、4〜5分煮込み、この中
に牛乳カップ3/4(150cc)を加え焦がさないように木杓子で鍋底から混ぜながら煮る。
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4. |
最後に青ねぎを加えて、ひと混ぜして火を止めて冷ましてから器に盛る。
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「おから」 |
☆ |
「おから」
おからは豆腐を作るときに用いる豆乳の絞りかす。
かすといってもカルシウムや繊維がほとんど残っているのでいろいろな料理に用いる。
カルシウムが不足すると骨がすき間だらけの状態になる骨粗鬆症になる心配がある。
また、繊維は腸の運動を促して便通をよくさせるだけでなく、コレステロールの体内蓄積
を防いだり、動脈硬化予防にも役立つ。
中高年になると、骨が弱くなったり、腸の働きも悪くなりやすいので、カルシウムや繊維
の供給源としておからは無視できない食べものである。
おからを別名、うの花とか、きらず(切って使う必要がないという意)ともいう。
料理には煮ものやうの花汁、うの花ずし、うの花和えなど。
※おからの水ごし
おからを和え衣に使う場合は水ごしして、きめ細かくしてから用いると口当たりが良くなる。
おからを裏ごし器に入れ水をはったボウルにつけてこす。おからのまじった白い水をふきんを
敷いたザルの中にあけ、水けを絞るとできあがり。
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