作り方 |
1. |
タラの切り身1切れを半分位に切り分け、白ワインをふってしばらく置き、汁けをきって塩とこしょうで味をつけ、小麦粉をまぶしておく。
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2. |
次にズッキーニは皮を縦縞状にむき、2cm厚さの輪切りにする。ニンニクは薄輪切りにし、赤唐辛子は種を取る。
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3. |
フライパンにオリーブ油を入れ、ニンニク、赤唐辛子を加えて弱火でニンニクがこんがりときつね色になるまで炒める。
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4. |
色づいたニンニクはいったん取り出しておく。続いてフライパンにズッキーニを入れて炒め、塩、こしょうで味つけし、火が通ったら取り出す。
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5. |
さらに小麦粉をまぶしたタラをいれて両面をこんがりと、きつね色になるまで痛め、ズッキーニーをもどし、さらに塩、こしょうで味をととのえ、パセリのみじん切りを全体に混ぜ合わせて仕上げる。
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6. |
器に盛り、ニンニクを全体に散らし、赤唐辛子を飾る。
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素材の知識「タラ」 |
☆ |
「タラ」
今が旬のタラはマダラとスケトウダラがあり、主にタラと云えば、マダラをさす。漢字では鱈と書くように雪の降る頃が美味で、肉は雪のように白いとも云われる所似である
肉質は軟らかく、魚体はピンとした張りがなく全体にふっくらした形である。目の澄んだものが新鮮。
一方のスケトウダラは鮮度が落ちやすいので多くは練り製品にされる。
またスケトウダラの真子(卵巣)を塩蔵にしたものがタラコ。そして生の真子の煮つけは鯛の子にもおとらない味である。
市場ではほとんどが切り身で売られている。
またタラは消費されている1/3が輸入物である。
カナダ、ニュージーランド、アルゼンチン、チリなどから冷凍で入ってくる。
栄養的には脂肪が少なく、胃腸が弱っていて、油ものが食べられない人にでも向く魚である。
タンパク質も多く、肉質がほぐれやすく加熱しても全体がかたく締まることはない。このために消化しやすく、乳児の離乳食などにも使いやすい。
料理には鍋もの、バター焼き、焼きもの、揚げもの、ちり蒸し、酒蒸し、煮つけなど。また、タラの精巣である白子(雲子とも呼ぶ)はサッと塩ゆでし、椀種や酢の物に。
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