作り方 |
1. |
豆腐は2〜3cm角に切り、えのきだけは根元を切る。春菊は半分に切り、白菜は軸の白い部分は5〜6cm幅の細切りにし、葉先の柔らかい部分は2〜3cm幅に切る。鶏ささみは筋を取り、一口大のそぎ切りにする。 |
2. |
もみじおろしは大根の切り口に種を取った赤唐辛子をさしこみ、おろし金ですりおろして作る。あと、軽く汁気を切って使うとよい。 |
3. |
鍋に昆布出しカップ4を入れて火にかけ、酒カップ1/3、みりん大さじ2、淡口醤油大さじ2、塩小さじ1/2で味付けし、その中に豆腐、白菜の白い部分、ささみを入れて似る。 |
4. |
えのきだけ、白菜の葉先、春菊を入れてササッと煮、最後にとろろ昆布ともみのりをのせて火を止め、好みの薬味を添えていただく。 |
鍋料理 |
会話がすすむ、箸がすすむ。こころまでが温まる鍋料理は、寒い日のおすすめメニューである。
ひとつの鍋を囲んで同じものを食べることで、家族や仲間同士の親しみが増し、心が通い合うよさがある。
また、他の料理のように改まった形式がないのもよい点である。
材料を加え入れたり、各種のたれや薬味を組み合わせたり、誰もが積極的に食卓に参加することができ、自分の好きな材料を選ぶことができる。
若い人から年輩の人まで、好みに応じて食べることを自由に楽しめるのは鍋料理ならではのことである。
また、栄養面から見ても肉や魚や野菜など好みの材料をバラエティ豊かに取り合わせるので、バランスがよく、有り合わせの材料でも作れるので手軽かつ、経済性にも優れている。
ただひとつ注意したいのは、煮ていく課程で、動物性の素材(魚・肉・その他、うま味の出るもの)を先に入れ、野菜は後から加えて煮過ぎないことである。
煮詰まって味が濃くなったら、途中で水か出し汁を足しつつ鍋の中を上手に調節しながら煮ていく事が大切である。 |