作り方 |
1. |
始めにガーリックバターを作る。バターをやわらかく練り、にんにくのみじん切りと刻みパセリを混ぜ込み、塩少々で味を整え、さらに全体をよく練り混ぜ合わせておく。 |
2. |
スペアリブ(カットされたもの)は肉の部分をフォークで突いて穴をあける。これは下味(塩、こしょう)がよくつき、火の通りもよくなるためでもある。次にまいたけは食べやすい大きさにほぐし、エリンギは薄切り、マッシュルームは石づきを取っておく。 |
3. |
次に熱したフライパンにオリーブ油をなじませ、スペアリブを入れて表面をこんがりと焼いて取り出す。続いてまいたけ、エリンギ、マッシュルームを加えてサッと炒め、全体に軽く塩、こしょうする。 |
4. |
最後に耐熱皿にスペアリブ、まいたけ、マッシュルーム、エリンギなどを盛り合わせ、ガーリックバターをところどころにのせ、200℃に熱したオーブンで焼き上げ、上に刻みパセリを散らし、レモンのくし形切りを添える。組み合わせる献立はれんこんのごま煮とミニトマトとレタスのサラダである。 |
まいたけについて |
コクがあって口の中で噛むと何ともいえないまろやかな味わいを楽しめるのがまいたけである。
香りと独特の旨味があって、食べると踊りだしたくなるほどおいしいきのこなのである。
昔からおなじみの秋田県の郷土料理に「きりたんぽ」という鍋料理があるが、これには欠かせないきのこである。
近年、各家庭でも生しいたけやしめじ、えのきだけ、マッシュルーム、エリンギなどと、ともにずいぶん多く使われるようになった。
以前、秋の代表的な食べ物はきのこであったが、現在では天然もののきのこが少なくなって、ほとんどのものは人工栽培されたものばかりである。
そんな事情もあって、いまやきのこはいつでもどこでも、またどんな種類のきのこでも、手に入って使うことができるのである。また一緒に使うエリンギもここ3〜4年急速に需要がのびている。
こちらも独特の食感と味わい(うまみ)があって加熱してもあまりかさが減らない。これから増々需要が増える傾向にある。
栄養面ではきのこ類は食物繊維が豊富で、コレステロールを下げ、脂肪肝を予防する効果が得られる。またビタミンB1、B2なども豊富である。
料理には汁物、煮物、鍋物、まいたけご飯、天ぷら。茶碗蒸しの具に、フライ、バターソテー、中国風の炒めものなどに。 |